『Mozart Krönungsmesse in Ingelheim ≪戴冠ミサ≫ 演奏会』
2019/8/24 (SAT) 11:00
2019/8/25 (SUN) 17:00
Evang. Saalkirche Ingelheim
PERFORMERS
Georg-Philipp-Telemann-Chor Ingelheim (合唱団)
Singakademie für Kinder und Jugendliche (青年合唱団)
Sop. (ソプラノ) : Manuela Strack
Mez. (メゾソプラノ) : Rebekka Stolz
Ten. (テノール) : Thomas Dorn
Bas. (バス) : Björn Rodday
Orcester : Capella Palatina Ingelheim
(Concertmaster : Oliver Wendland)
Organ : Iris Lenz
Conductor/Organ : Carsten Lenz
PROGRAM
All Mozart
- Ave verum corpus KV 618
- Laudate Dominum KV 339
- Exsultate, jubilate KV 165
- Fantasie f-moll KV 608 (only organ) / 自動オルガンのための幻想曲
- Krönungsmesse C-dur KV 317 / 戴冠ミサ
PHOTO
REPORT
マインツから電車で10分ほどの街『インゲルハイム』
そのプロテスタント教会にて、モーツァルト漬けの三日間を過ごしました。
十字架を模った教会は、専属の合唱団と青年合唱団を抱え、オルガンコンサートの他、合唱団による演奏会を年に2度ほど行っているそうです。
(ありがたいことに、クリスマスコンサートにも声をかけていただき、再度ご一緒させていただくことが決まりました!)
やはり、大人数の合唱団と共に行う演奏会は、音が何層にも重なることによって響きが響きを呼び、演奏している私自身も、まさに心を揺らされる思いとなります。
石造りの堅い床から立ち上るような、ひんやりとした冷気。静けさ漂う教会という会場の空気感も相まって、音によって生まれる振動を、より身体が受けているように感じられるのかもしれません。
合唱団の方々は皆さん親切かつとても気さくで、練習日から演奏会の連日、駅から教会までのオケメンバーの送り迎えも行ってくださいました。
コンサート当日は満席、CDやDVDの発売も行っていて、精力的に活動を行っている印象を受けました。
演奏による充実感と共に、人の温かさも感じさせてくれる、この教会での演奏会。
今後も繰り返し、参加させていただけたらなと思っています。
今回の演奏会の中で思いを馳せた、作曲家・モーツァルト。
短い散文を書いてみました。
上原ありす (Alice Uehara)
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