『New Work Stage Performance of Trio風雅 』新作披露
2018/03/04
PLAYERS
“Trio 風雅”
Nihon-Buyou : Sen-Yumeji Nisikawa(西川扇夢二)
Flute : Mutsumi Ito(伊藤むつみ)
Cello : Alice Uehara(上原ありす)
PROGRAM
The Jet Whistle inspired by ≪Yaoya(Greengrocer) Osichi≫
(ジェット・ホイッスル ≪創作「八百屋 お七」≫)
曲 Villa=Lobos : The Jet Whistle / ヴィラ=ロボス : ジェット・ホイッスル
PHOTO
REPORT
フルートとチェロのデュオDuo Fugaに、日本舞踊を加えた『Trio 風雅』
ドイツでの活動の一つであるこのコラボレーションの、新作披露を行いました。
踊り手である永井佐知子さんは、ドイツ・フランクフルトで他の方とともに日本舞踊のお教室を開いており、今回はその発表会の舞台にてお披露目の機会を作ってくださいました。
この試みのきっかけとなった「春の海」とは違い、今回の新作は既存のクラシック音楽に創作舞踊を合わせたものになります。
ブラジルの作曲家、エイトル・ヴィラ=ロボス (1887年3月5日 – 1959年11月17日)
20世紀を代表する作曲家の一人であり、クラシックの技法にブラジル独自の音楽を取り込んだ作風で知られています。
彼の作曲した、この『ジェットホイッスル』は、
息を激しく吐き出すことにより発声した息音を使用するという、フルートの特殊奏法(現代奏法)「ジェットホイッスル」を用いた面白い楽曲です。
フルートとチェロのためにかかれたこの作品を聞いた踊り手の方が「八百屋お七」をイメージされ、その物語をモチーフとしたオリジナルの創作舞踊を振付けてくださいました。
上原ありす (Alice Uehara)
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