『Cello & Reading Concert “Gauche, the Cellist” 』チェロと朗読コンサート “セロ弾きのゴーシュ”

 

2022/3/4 (FRI)  19:00
Japanisches Kulturinstitut (ケルン日本文化会館)

 

 

PERFORMERS

Reading : Ayako Ogata(尾方綾子)
Cello : Alice Uehara(上原ありす)

 

 

PHOTO ©June Ueno

 

 

VIDEO

 

 

REPORT

3月、ケルンは日本文化会館にて『宮沢賢治月間』と銘打った大プロジェクトが催されました。
作家・宮沢賢治とその作品群、そしてその世界観をドイツの人々へと紹介する為、会館では連日映画上映や研究者による講演会などが開催。
その内の一公演として、以前我々がフランクフルトで行った『チェロと朗読によるコンサート “セロ弾きのゴーシュ”』を、会館のホールにて上演させていただきました。

今回の朗読はドイツ語、それも会館によるオリジナル翻訳。賢治文学、ひいては日本文学特有のオノマトペをそのまま残すことで、物語に漂う独特の雰囲気と言葉による日本文化を味わっていただこうという試みも、今回の公演には含まれていました。

観客の皆様にも楽しんでいただけた様で、ありがたいことにアンコールを演奏させていただく運びに。
昨今の世相を思い、あえて言葉は添えず、カザルスが生前繰り返し演奏した『鳥の歌』を奏でさせていただきました。

 

About this concert

Gauche the Cellist (Sero Hiki no Gōshu, also transliterated Gorsch the Cellist or Goshu the Cellist) is a short story by the Japanese author Kenji Miyazawa.
It is about Gauche, a struggling small-town cellist who is inspired by his interactions with anthropomorphized animals to gain insight into music. There are some classic music appear in this story. I play those music by cello, we express world of this story in reading and music.
We can perform in German und Japanese. 

宮沢賢治によって執筆された『セロ弾きのゴーシュ』
名前の通り、チェロ奏者であるゴーシュの物語で、毎晩の練習中に訪れる動物たちの、風変わりな注文に応えながら演奏をするうち、彼が一人の奏者として成長していくお話です。
物語にはもちろん「音楽」が登場します。語られる音楽を私がチェロで演奏し、ゴーシュの物語の世界を朗読と音楽によって表現する。それがこの「演奏朗読会」なのです。

(現在ドイツ語と日本語での朗読が可能です。公演のご依頼は随時募集しております!)

 


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ドイツ在住チェロ奏者、物書き。 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学音楽学部を卒業後、渡独。Hoschule für Musik Mainz チェロ科修士を卒業し、現在はHochschule für Musik und Tanz Köin バロックチェロ科修士に在学中。 ドイツと日本の二カ国を拠点とし、演奏・執筆活動を行っている。 詳しいプロフィール・他記事はサイトまで。